「なぜ、今のやり方が正しいのか」を問い続ける。カイゼンに終わりはない
“トヨタ生産方式”の創始者大野耐一氏と
山田日登志会長
トヨタ生産方式の創始者大野耐一氏に初めてお目にかかったのは、昭和46年、岐阜県生産性本部主催の「第6回岐阜県職長大会」に講師としてお迎えした時だった。
日本経済は高度成長時代で、人手不足の当時に「人のムダ使い」を教えられた。以後の私はトヨタ生産方式にとりつかれたようにトヨタ詣でが始まった。ムダ、4S、後工程引取り、カンバン等々、今まで.日本生産性本部や経営学では教えられなかった言葉の連続であり、教育が会議室や教室でなく、自主研と称して工場現場で行われているのにもビックリしたものだった。
それから10年、日本経営工学会中部支部支部長をなされた大野耐一氏のお手伝いをさせてもらいながら、トヨタ生産方式の一つひとつを教えていただいた。
1978 年、PEC産業教育センター開設にあたり、トヨタ自動車工業(株)副社長のお忙しい身にもかかわらず、特別講演をお引受け下さり、私の門出を祝って下さった。
トヨタ自動車(株)をご退任後も、1990 年5月にお亡くなりになる1 ヶ月前に、当センターと韓国能率協会との共催による「T.P.S専門家養成課程」の最後の講演まで、年に何回ものご指導を賜わる機会を得られた。
大野先生は、PEC 産業教育センターの研究理念の根本であり、ムダの廃除を通じて心豊かな社会構築を考える大野思想を研究する仲間が一人でも多くなるよう微力をつくしたいと思っています。
社名 | 株式会社ペック協会 |
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代表取締役 | 本多 亨 |
所在地 | 〒501-6257 岐阜県羽島市福寿町平方1-5 |
TEL | 058-397-2531 |
FAX | 058-397-2532 |
メールアドレス | お問い合わせフォームはこちら |
事業内容 | モノ作りの現場改善指導 その他、物流、サービス業における管理のムダとり 人財育成の為の各種講座開催(階層別研究講座) |
南山大学文学部卒業後、中部経済新聞社、岐阜県生産性本部コンサルタントを経て1978(昭和53)年に第一線監督者の研修道場PEC産業教育センターを設立。トヨタ生産方式の創始者大野耐一氏に1971(昭和46)年から師事。センター開設以来「トヨタ生産方式と作業改善研究講座」をはじめ、15,000 名が修了。
日本生産性本部「トヨタ生産方式研究講座」および名古屋工業大学の講師も兼ねた。
トヨタ生産方式を340社に導入。KOA(株)、ミツミ電機(株)の体質強化や、トステム(株)(現 (株)LIXIL)、ソニー(株)、NEC(株)、キヤノン(株)、スタンレー 電気(株)への指導にもあたる。
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日刊工業新聞社
住所 | 〒501-6257 岐阜県羽島市福寿町平方1-5 |
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TEL | 058-397-2531 |
アクセス詳細 | 電車 新幹線岐阜羽島駅 南口より徒歩1分 |